22-09-01

 急に思い立って日記をつけることにした。そういえば、僕の学校では夏休みの日記みたいな宿題が出たことがないので、日記をつけるのなんて初めてである。日記というからにはその日起こったことなどを書くべきだろうが、なにせ受験生の身なので、身の回りの面白いことなんて友達との会話くらいしかないため、すぐにネタ切れするのが目に見えているが、まあその時のことはその時考えようと思う。

 

 今日は友達が「死んだら俺の魂はどうなるのか気になって寝れない」と言い出したのが面白かった。そういうの、たいてい小二くらいで通って小三には飽きてるやつだろ、10年遅い。そもそも魂なんて非科学的な発言をしだしたのに幻滅した。所詮意識なんて電気信号だ。といっても電気信号でどうやってものを考えてるのかなんて僕は全く知らないのだが。そういえばラプラスの悪魔の思考実験では、脳内の電気信号、つまり電子の動きを正確の把握できれば、次の瞬間に脳が考えることまで把握できてしまうというようなことを聞いたことがある。これが本当なら僕が生まれてから死ぬまで何をするかが全て決まっていることになる。たとえばこれを知った僕が自分の運命に逆らおうと神すらも予想しえない奇想天外摩訶不思議な奇行をしたとして、僕がそういった逆張りオタクであることを知っている人からすればまあ多少は予想できることであると思うので、この主張が間違ってるとは言いきれない。ラプラスの悪魔(宇宙の全ての物質の運動を全て把握することで、完全な未来予知が可能な仮想の存在)自体は、量子が完全にランダムな運動を起こすことがあるのえを発見じたので、量子力学で否定されたらしいが、僕の脳にそのランダム性のある量子が含まれているのかどうかはわからない。ので、僕の脳内くらいだったら完璧に予想出来るかもしれない(情報源はYouTubeなので信憑性は微妙。ごめん)。こうなると生き死になんて心底どうでもよくなってくる。

 

 生と死といえば最近自分の死生観が変わった気がする。「どうせ全て死ぬ」と病んでる人っぽい思考になり、人生における究極の言い訳「年収5億だろうがホームレスだろうがどうせ死んだら灰しか残らない」の使い手となってしまった。背水の陣の逆、腹火の陣。

 

なんか指が止まらなくなって結構な文量を書いてしまった気がする。よくよく考えれば死生観が変わった話をもっと引き伸ばして別の日のテーマにするべきだったかもしれない。ネタ切れが一歩近づいた。明日以降サボらないように監視員募集してます。おわり。