24-04-25

創作意欲というものは、絵を描いたり小説を書く人以外でも、みんなが持ってるものだと思っている。

僕はどうしてもわからない演習問題をネットで調べてから答案に書くときに、絶対にそのまま書くことはしない。当然、剽窃を疑われたら困るというのが大きな理由の一つであるが、それ以上に、そうしないと自分が理解したというしるしにならないという意識が大きい。そして、これはまさに創作意欲に等しいと思う。

自分が何かをしたしるしを残したい、というのが創作意欲であり、当然これは誰しもが持っているものだ。それが絵だったり、小説だったりすると目立つだけであり、子供を産み育てることですらある種、創作意欲の結果と言えるとすら思う。子供を自分の作品だと錯覚し、過度に将来を決めつける親が一定数存在することがその証明である。創作意欲とは死後も自分が生きたしるしを遺したいという欲求であり、そのうち最も一般的なものが子供なのではないか。

もちろんこの日記も僕の創作意欲によって書かれているし、遺り続けて欲しいと思っている。